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YUMI KATSURA MAGIC

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ブライダル&フォーマルなんでも相談室 桂由美的ドレスアップ・マナーQ&A

Q1 ケイトさんのようにテイアラを使いたいのですが上手にコーディネートする方法を教えて下さい。


A ロイヤルウエディングでお馴染みのティアラ。昔はロイヤルファミリーだけに許されていた装身具でした。もともとは正礼装に使うものなので、女性はウエディングやイブニングなどのロングドレス、男性はそれに相応しい格の衣装(テールコートやモーニング)で並びます。 テイアラは本来格調高く見せるために効果的なものなので、カジュアルにしたいというのは考えもの。またテイアラをつける場合のヘアスタイルはシニヨンなどのアップスタイルが格調高くコーディネートできますが、ケイトさんはナチュラルなダウンヘアでした。きっと花嫁として作られた自分ではなく、ありのままのスタイルを貫かれたのでしょう。ひとことアドバイスするなら頭頂部のヘアスタイルに少しボリュームをもたせた方がティアラはぴったりとおさまり、よりエレガントさを増したことでしょう。 また、小顔に見せるティアラの付け方もあるので、付け位置も重要なポイントです。それぞれの顔の形やヘアスタイルとのバランスも影響するので、ドレスが決まったら全身が映る鏡の前でなりたい自分のイメージをアドバイザーに伝えると良いでしょう。

Q2 ドレスは断然ベアトップと決めていましたが、ケイトさんのスタイルを見て長袖も素敵だと思いました。両方を叶える方法はありますか?


A 常日頃私は教会でのお式では、肩や背中などの露出を控えたスタイルにした方がよいですよとお勧めしています。理由はお色直しとの違いを明確にすることで、結婚式自体のメリハリがつきゲストの心に残るからです。皆さんスタイルも良くなりベアトップタイプが人気ですが、やはり教会でのお式の時は共布のケープ(写真:②③)やボレロを羽織ったり、今回のケイトさんのようなレースタイプのオーバーブラウスやシースルータイプのジレ(写真:④)を組み合わせる方法などとってはどうでしょう。

ボレロ

Q3 挙式時にケイトさんは手袋をはめていなかったと思うのですが、結婚式ではつけなくても大丈夫なのでしょうか?


A しきたりが少しずつ変わってゆく良いケースです。もともとキリスト教の挙式では手袋をつけるのが正式です。日本では神の前に立つときは手を洗って清めますが、欧米では古くから白い布で手を覆うという習慣があります。「必ずつけてください」と教会から手袋を渡されることも実際にあるほど。ベアトップで肌の露出が多い場合は、その分アームロング(長い手袋)をしたほうがよいのですが、実際には指輪交換の時にはずすのが大変。
そこで、ミテーヌ(指先のない手袋)をつける花嫁も増えました。せっかくのネールアートを見せられるという理由でもお勧めです。これは「手袋は省略させて頂きます」という印なので、指輪交換でもはずさなくても良いタイプです。しかし、近年教会もこだわらなくなって来ました。ベアトップと同様のケースです。従ってきちんと手袋をはめ、宗教儀式にふさわしく装うかスタイリッシュに装うかのあなたの選択によります。もちろん式が終われば、手袋をつけるかつけないかは自由です。ただ、食器に触れる時に手袋をはめているのはタブーなので、ケーキ入刀の時は手袋をはずします。
一方花婿は手袋をはめず、手に持つのが正式です。レディーファーストの欧米では女性をエスコートする習慣があるため、あえてつけずに持つのがマナーになったようです。手袋の種類

Q4 私は大人っぽいシンプルなドレスを探していたので、ケイトさんが挙式で着ていた、くりの深いVネックのウエディングドレスが素敵だと思いました。でもあのようなデザインの場合、ノーブラで着なければならないのでしょうか?外人体型なら問題ないと思いますが、きれいに着こなす方法はありますか?


A 通常、ウエディングドレスを美しく着こなすためにビスチェという体型補正効果のある下着をつけます。ケイトさんが着用したドレスのように、胸元のくりが深いVゾーンのタイプや背中が大きく開いたデザインの場合は、ドレス本体に直接バストパットを留めつける場合もあります。ドレスのデザインによってボディを整えるインナーも異なり、適切なものを選ぶことが、ドレススタイルを美しく見せ、安心して着こなすポイントです。いずれにしても着用者の体型やドレスのデザインにもよりますので、衣装店のアドバイザーとよく相談すると良いでしょう。

Q5 ウイリアム王子の制服姿の凛々しさに感激。彼が自衛官なので制服を着用しますが、その場合どんなドレスがふさわしいのでしょうか?


A 通常のドレス選びと同様に考えて大丈夫ですが、自衛官や警察官などの制服姿はモストフォーマルの位置づけのため、女性も出来るだけフォーマルにするとよりバランスよく美しいでしょう。また、失敗しないドレス選びをするためには、式・会場の雰囲気(海外挙式、ホテルの式場、教会、ハウスウェディングなど)や広さ、シーズンも大切な要素になります。例をあげるといくらロングトレーンのドレスが着たいとしても、狭い会場ではトレーンの長さを引くことが出来ず魅力は半減します。逆に大会場の場合はシンプルデザインでトレーンの短いドレスでは印象が弱くなりお勧めしません。ウエディングドレス選びはご自身に似合うデザインであることが一番ですが、実は会場との相性も大切なのです。その両方がマッチすることで、ゲストの心に残る美しいウエディングシーンを演出することが出来るのです。

Q6  ロイヤルWDのシーンで参列者の女性たちが素敵な帽子をかぶっていました。
母にも勧めたいのですが花嫁の母の装いとして、どんなスタイルが相応しいか教えてください。


キャプリーヌA 日本は必ずしも欧米と同じパターンとは限りません。たとえば屏風の前や日本間などおふたりが立つバックの背景が日本的であると、つばの広いキャプリーヌなどは調和が難しいです。日本でも美しく帽子を取り入れている好例が皇后陛下や皇族妃などの装い。日本人の顔立ちにも似合うトーク、シェルハットなど、つばのないものをつけていらっしゃいます。それに習い、お母様も衣装の色味に合わせたトークやシェルハットがお勧め。また、もともとつばの広いタイプは日よけのためのもの。従ってガーデンウエディングなど屋外での挙式なら、ぜひお母様はキャプリーヌでお洒落を楽しんでいただきたいですね。

Q7 ケイトさんのお父様がピンク系のネクタイを締めていたので、個性的な私の父も同じようなコーディネートを希望しています。親族用の装いとして問題ないでしょうか?


A オーソドックスタイプはグレーのタイですが、今は少しずつフォーマルな装いにも流行が入って来ています。ユミカツラのフォーマル・タイも20年前からあらゆる色相のものが加わり、男性の装いは年々ファッショナブルになっています。しかし色物をつける場合はいずれも淡色が良いでしょう。ケイトさんのお父様も映像では少し濃く映って見えましたが淡色のはずです。

Q8  ロイヤルウエディングの教会での入場シーンでケイトさんの妹さんがドレスの裾を持っていました。わたしも高校生になる弟にアテンドしてもらいながら入場したいのですが、問題ありませんか?


A マナー的には問題はありません。ただし、年若い弟さんでもその時の装いはタキシードがおすすめです。そうすることで、ゲストの目にもファッショナブルに写り印象的になるでしょう。ただ、教会によっては専門的なアテンダーがいますので、可能かどうか事前にご相談してみてください。もし挙式時が無理でも披露宴会場への入場の際に、演出の1部として取り入れてみてはいかがですか。

Q9  今回のロイヤルWDシーンで年配の女性たちの装いが色とりどりで美しいと思いました。
でもデパートなどのフォーマル売り場では、花嫁の母親の装いは紺やグレーなどダークトーンを勧められます。どんな色が母親の装いに相応しいか教えてください。


A 本当ですか?びっくりです。ユミカツラは全く逆です。やはり喜びの席にはそれに相応しい華やかな装いをすることが必要なのです。ましてや結婚式はゲストをご招待する立場なので、ゲストよりもドレスアップしてお迎えするのがマナー。そもそも男性の礼服がモーニングであれタキシードであれ、黒、グレー、白と無彩色なのは女性の色を引き立てるためと言われています。お母様の装いはダークカラーにこだわらず、お嬢様のお色直しのドレスの色との調和を考えて並んだ時に美しく見える色合いを選べばよいのです。もちろん紺やグレーなどのダークトーンがダメというのではありません。その場合はコサージュやストール、バッグなどに色を添え華やかなコーディネートを心がけたいもの。また、お母様は未来の花嫁の姿を投影させる大事な役割も担っているのです。そう考えると当日、お母様が素敵にドレスアップなさることはお嬢様にとっても嬉しいプレゼントとなるでしょう。

Q10  娘の結婚式には洋装をと決めていましたが、お相手のお母様が黒留袖を着ることになりました。今回のケイトさんのロイヤルWDシーンを見てやはり教会式には洋装が素敵だと思うのですが、黒留袖と並んでも違和感のない洋装スタイルがあれば教えてください


A お母様たちからよくご相談を受ける質問です。おっしゃるとおり教会式には洋装がお勧めですが、お相手のご親族まで統一することは難しいのが現実のようです。黒留袖と同格にする場合は、フルレングスのアンサンブルスタイルを提案します。このタイプならお式後の披露宴では上着の替わりにストールやボレロなどでより華やかにイメージチェンジさせることも可能です。ドレスの色は、昼間の結婚式であれば黒留袖の絵柄に使われているパステル系の明るい色合いの中の1色から選ぶと良いでしょう。夕方からなら華やかさをプラスするために、金糸や銀糸が入ったレーシー素材のタイプなど。このように黒留袖の絵柄の色味から選ぶことで、両家が並んだ時に違和感もなく、美しく見えることでしょう。また、留袖などの着物地をドレスに仕立てたジャパネスクスタイルも素敵です。